マリオ映画行ってたのよ記録


ゴールデンウィーク最終日 あたり 。 マリオの映画を見に行ってきました。
スーパーマリオシアターの方です。
たくさん写真撮っちゃったんで見てください

六本木駅から六本木ヒルズに行くまでのエレベーターなんですけどこんなにピーチ姫とキノピオがずらっと並んでたんですよ。すごい~って見る前から興奮


カートもあった!前ニコニコのイベント(

)でいったときのものとは違ったので、映画のカートとして作成したんだなあ

粋だったのがそのカートの展示から、映画館へ行く道がレインボーロードだったんですよ。ワクワクしてとおってしまった

レインボーロードの壁~おしゃれ!

スクリーンの扉の前にマリオブラザーズがいました。めっちゃファンサしてくれた…うれしい!

スクリーンの座席はキノピオまみれ!私がすわった席です。
で、期待を胸にしドキドキワクテカしながら見てきました!

ギークハイクオリティというのが、私の好きなバンド ムーンライダーズのメンバー内にあるそうなんです。メールグループの名前だったか?なんですが。意味は名前の通り、ムーンライダースのファンのミュージシャンたち(ギーク)が、ライダーズの曲を作るに当たって、サポートを大いにされているそうなんです。で、これがまあ 結果として実に素晴らしいんですよね。ファンが関わってらっしゃるのでファンが喜ぶ出来になるのはもちろんなんですけれども、そのギークたちがバンド本体へのリスペクトを忘れない、いやむしろリスペクトそのもので曲作りに参加されていらっしゃる。そしてそれが結果としてバンド本体へのものすごいバフ効果になるんですよ。まさにギークが作るハイクオリティなんですよね。 話がそれちゃったんですけれども今回のマリオ 映画 はまさにそれだなあという感想でした。
マリオのファン、そして長年の任天堂の ファンの方が明らかに作ったんだろうな っていう クオリティであり、そして 任天堂 さんも深く関わった内容なんだなと思いました。歴史あるIPだからこそできる出来…。
例えば色々なゲームメディアでの宮本さんのインタビューでも言われているんですけれども。マリオの親子の設定とかイタリア系の移民であるという、「ゲームでは出していなかったけど、根底にはあった」設定、それがしっかりとストーリーに反映されているところはまさに任天堂がしっかりとかかわっている感じ。
で、その公式の強いバックアップがあるオタクの作った二次創作。最高の ギークが作った創作なんですよね。 名探偵ピカチュウの映画見た時と同じ感想を抱いた。そういうの見たとき本当に感動しちゃう。自分の創作意欲も湧いちゃうし、自分の心の栄養にもなるし、自分の思い出も肯定された気分になるので本当に気持ちよくて本当に嬉しくなってしまいます。
宮本さんもインタビューで仰っていた通り「マリオが人間になった」のを私も見ていて感じました。必然的に、しかたなくゲーム原作のマリオはマリオの意思を私たちプレイヤーに伝えてこなかった感じがありますが
そうか…そんなに弟のことが好きで、キノコが苦手で、あきらめの悪いやつだったんだな…!って公式が映画にてお出しされた設定に納得してしまった形。
マリルイRPGの兄弟愛は大げさな描写じゃなかったことにたまげている。任天堂オンラインマガジン(N.O.M)が消滅してしまったけど、マリルイ2開発者インタビューで「マリオがおとうさん、ルイージがおかあさん役なんですよ」って発言は私はいまだに覚えているが、あれ故アルファドリームの行き過ぎた暴走じゃなかったんだ…いやうそでしょ!?まだ信じられん。でも映画のマリオブラザーズでやっても違和感ないから公式です。やっぱマリオだから許されていることをやっているよね…これが表現の自由ってやつですか。まあ兄弟が仲がいいのは私も好きなんですが。
それはそれとして最高の解釈だなと思ったのが「ドンキーが住んでる王国が技術大国である」というところですね。私は人間なのでなんか無意識で結構あの国のこと馬鹿にしていたな、って気づきがあったんですけれども、言われてみればゲームを考えると樽とかトロッコとかそういうもの、見かけは簡単な出来なのに、大砲だとか、空飛ぶ機械だとか武器とか作りまくってんですよねあの国。すごいよな。バカにしててゴメン。
で、マリオカートのアイテムがバナナと甲羅がよく出るっていう解釈がまたすごいです。なぜならドンキーたちコング軍団とクッパの亀軍団が戦ってるからっていう理由をつけるのが。今まで気にしてたことなかったけどそうか、そうなのか…って最高の解釈浴びて納得させられてしまった。とどめの青い甲羅ですよ。トゲゾーの甲羅って言われてたけどそういや赤かったわトゲゾーって。
マリオは任天堂内でもフリーIP素材になってるけど、こういうしっかりした設定あるんなら、マリオストーリー系で行き過ぎたオリジナルキャラ描写に宮本さんが「No」を言ったのは納得できるなあという感想も抱きました。個人的にも見直しが入った後のSwitchのオリキンが好きなので、ぜひともこういった監修を続けていただきたいところです。
公式とオタクが交わった時、すごくいい作品を生み出す事ができるギークハイクオリティ、私はこういった作品をもっと味わいたいなあ
今回見たのは吹き替え版なので、機会があれば見たいな字幕版。もう時間が許さないので 円盤化したら購入して 是非とも見たいなと思ってます。宮本さんご本人も 字幕版と日本語の吹き替え版で脚本 しっかり書いてるとおっしゃられてましたしね。楽しみです!
もちろん次回作も見たいです!あからさまにヨッシーを残してたからな…!

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