ゼルダの伝説 ティアーズオブキングダム感想文

元ネタ

発売日に買って2023年12月にクリアしました!!!
証拠

ゼルダはほぼ全シリーズやってきているんですが、ティアキンはいっちゃん好きなタイトルになったのでつらつらと感想をしたためました。

目次

上記はプレイ当時に思わずツイートしてたやつなんですが、うろたえていて笑います。汽笛のゼルダ姫も、まあ異形の姿になるし、スカウォは物体に、時オカは女を捨てた姿になって耐え忍ぶ、という伝統はあるとはいえ。やはりド級のインパクトでした。あとはあの姿になることを選んだ理由が、運命だからとかだからじゃなくて「ゼルダ姫が見聞きして調べた結論だから。」というのが、研究結果を自分の身体で試すマッドサイエンティスト染みていて、理系のゼルダ姫という形で非常に良かったです。ブレワイでゼルダ姫が力に目覚めなかったのは、幼いころに亡くなったおかあさまが「あなたは大丈夫!」っていう根性論口伝でしか伝えなかったゆえ、それが理論派研究タイプの御ひい様と合わなかった…ってのもあると思っているので。
龍の泪イベントはインパがガイドしてくれたのがすごい良かったです。私はインゼル百合が好きなので。馬に乗ったとはいえあのご老体でハイラル中歩き回るのすごいよ…地上絵見るたびにインパも探して話を聞いていた。ゼルダ姫の真実にリンク以外で、一番先に気が付いた人はインパっていうのがよかとね!でも真実を知るのはリンクなんだよな。インパは勇者ではないから…そこもインゼルの味。
白龍、まあぶっちゃけていえばやっていることとしてはスカウォの焼き直しなんですよね。過去に戻って、リンクに大ボスを倒してもらうために現代まで人知を超えた長い時間人身御供する。
私はスカウォでラブリーゼルダちゃんが「起こしに来てくれるよね?」ってリンクに問いかけた時、「女~~~!原始的な女の部分~~~~!情を使って男を操作する女の武器全面的に使ってる~~~!!!!」って感じた人です。そして、そういうゼルダちゃんのしたたかさも大好きな人です。いやラブリーゼルダちゃん自身もそんなことしてまで世界を救おうとする前世の自分にすら嫌悪していたのも伺えるんですけどね。人間の心を熟知した女神ハイリアよ…。
最後の最後でウルトラモドレコができたのは、奇跡であり、リンクの手を通してハイラル国民みんなの「ゼルダ姫が帰ってきてほしい」という意思があったからだ…というのが私の考えの大前提です。(時の力を操るには元のイメージが大切、とソニアがレクチャーしていましたしね。) 最初の神殿で、ゼルダ姫の残留思念がリンクにモドレコパワーを託していた(それはラウルですら驚くことだった)、それはゼルダ姫自身ががモドレコで元の姿に戻れる可能性を残したとも考えられます。 ゼルダ姫は自分の力をリンクの冒険に役立ててほしいというのが第一の目的であったとは思いますが、実は渡した時の力を利用して元に戻れたことはゼルダ姫の計算通り、手のひらの上だったのかもしれません。 でもそれは大きな賭けです。なぜならそれはゼルダ姫がリンクをはじめとした国民全員がゼルダ姫が元に戻ってほしいと思う必要があります。 そして実際結果としてゼルダ姫が元に戻ったわけですが、それが実現したのは、ゼルダ姫がそれまで己のすべてをハイラル国民のために捧げて信頼を勝ち取ったから。 龍にならずとも献身的に身を尽くしてハイラルの民からの信頼があったからで。 ゼルダ姫自身がハイラル国民全員とリンクを信頼していたからこそ成し遂げられたことでしょう!うぎゅが~~~ほんと好きゼルダ姫!!!!!!

最高。「お、おいらのために任天堂がゼルダの伝説ティアーズオブキングダムを作ってくれたのか…?」と錯覚するくらい。
ふしぎの木の実の、民を励ますゼルダ姫がめちゃくちゃ好き! トワプリの、国民のことを考えて降伏して喪服を着ているゼルダ姫が好き! リンクのことだけを考えてるんじゃなくって、「ゼルダ姫はハイラルみんなのことが大好き!」っていうのが好き…なので最高なんよティアキン…
学校作って生徒に慕われてたり、兵士の士気を鼓舞したり、畜産業の餌を改善したり、観光業にも携わったり、各地に慰霊碑を建てて花を添えたり、ガノンちゃんのことがあるのにゲルドの長と親友になったり。それら抜きにしたって、前作の花のカースガノンを倒した時点で、リンクはゼルダ姫にはかないませんは。私はあのオコバさんぜったいに理解できない人種だと思っていたので、その人としっかり話して仲良くなった時点で「女神か?」って感じですよ。一番強いやつは敵と友達になるやつですよ。ゲーム中でわかるゼルダ姫がハイラルの為にやってきたことって、全部が全部リンクにはできなかったことやってるんだよな。
金馬は最初解釈違いだった…ブレワイの記憶でも白馬に乗ってたし、記憶の場所で白馬捕まえて「ゼルダひめのうま」ってニックネームつけてそのままガノン倒してデータも引き継ぎしたので…そういう思い入れがあり…「ゼルダ姫といったら白馬やろ!こんな金ぴか馬献上するとか、ハイリア人趣味わりいなぁ~ッカーッ!(つばを吐く)」とか思ってたんですが、 たぶんモデルになったであろう馬みつけて、「いや、これは私がハイリア人ならゼルダ姫に献上するなあ」って思いなおしたのでした。

ハイリア国民に限らず、各地の部族長もほぼ全員ゼルダ姫のこと心配して偉業を称えて、真EDで「これからもゼルダ姫に協力する」と誓ってくれたのは、ブレワイからゼルダ姫が頑張った証だし。それこそ私が見たいゼルダ姫描写だったからこれ以上なく嬉しいです。神トラ2のすれ違うといいにおいがする~とか そういう生々しい民の男評価だけじゃなくてね。(いや、これはこれで解像度上がって嬉しいのですが)
なので、がぜんエピソードチャレンジには身が入った。ペーンくんも前作カッシーワより人間味あふれてすき。お調子者で鳥ダジャレなセリフもゼルダって感じ(というか任天堂の関西企業らしさ)でいい。
こうやってゼルダ姫が懸命に身を挺してハイラル復興に尽力してくれたからこそ、
ブレワイの時にはあんま印象にのこんなかった部族間交流、助けあいが生まれたんだな…と感慨深い。
魔物に襲われたウオトリー村を復興しようとするサクラダさんとか(このイベント、前作の家建てるイベントより、実際に建築したりした手ごたえがすごい好き)
リト族が吹雪で閉じ込められてるなか、馬宿でハイリア人と支援物資を交換して「困ったときは助け合い!」してたりとか。
ゴロンの里にハイリア人が就職してたりとか。
リンクやゼルダ姫に頼らずとも魔物の討伐隊や遺跡調査隊を作っていたりとか。
(現に攻略面でも、リトの村の穴はハイリア人調査隊さんのおかげで見つけることができたんで、そのストーリーとゲーム進行誘導の連携に唸った。)
英傑とか大昔のシーカー族の遺産とかすんごい才能や技術がある人がいなくとも「自分たちで何とかする」ってハイラルの民の自立の心構えがいい。
リンクしか使えん超技術シーカータワーじゃなくって、ガーディアンと(つまりプルアとロベリーたちシーカー族と)大工さん達が今の技術で力合わせて鳥望台を作って、かつメンテナンスできてるのがいいんだ。
そしてそれは、ブレワイや無双の力に目覚める前のゼルダ姫が何度も言っていた「私にできることをする」が源流だとも解釈できるわけで。超人じゃなかったお姫様のコンプレックスが国政につながるって美しすぎるでしょう。
その結果をもたらした大元には、前作のリンクや死んだ英傑たち頑張りのおかげがあるんですよね。ハテノ村の歴史教育も「たくさんの人が今の平和を支えてる」って結論に着地したのがいいね。姫様を下げるでもあげるでもなく。
コントローラを動かして見てるだけの私の心もきれいになって良かった。御ひい様、あなたの国民は美しいです…。どう考えても100年以上前「出来損ないの姫」って王様の耳に入るくらい影口言ってた国民がいたハイラルより健全。

ほんとに平和を取り戻して復興しようとしている「続編」しかできない描写に感服です。
そして最後にゼルダ姫が言っていた「一時の平和じゃなくって永遠の平和」=リンクやゼルダ姫がいなくても、特別な力なんかなくても協力して維持する=「手をつなぐ」っていうテーマ、「共闘」というテーマにつながるオチに締まるのすごくいい。

今作の「手」は物語のテーマであり、ゲーム性とつながった象徴として美しい。シリーズでこんなに「一貫したテーマ」として存在したの他に思い当たらないな…ってくらいよかったです。共闘に関しては、ゼルダでやってほしかったけど今までやりそうでやらなかったので嬉しいですね。さかのぼれば神トラの最初のゼルダ姫、時オカのルト姫を使った謎解き、ムジュラのカーフェイ操作、風タクの操りの歌と賢者、トワプリのミドナみたいなガイドキャラにスカウォのバド君、あとは汽笛のゼルダ姫…とあるっちゃあるけど。あとは4剣とトラサンか。(別のプレイヤーリンクと遊ぶのは共闘といっていいのか?)モブが自警団作っていてそれを手伝ったりとか、賢者たちが一緒に最終戦まで来てくれたりとか、ここまで孤独を感じずにみんなと戦ったなあ~ってしんみりするのは初めて!そこらへんも一人で傀儡使ってなんかやってたり、赤い月無限生成される部下や勝手に信仰するイーガ団しかいないガノンとの対比にも感じてとてもいいですね。で、クリアした全プレイヤーが思ったであろうことですが、最後のダイブは「プロローグでできなかったことを最後の最後でやるんだ!!!」って流れが美しいすぎる。大昔の王様からウルトラハンドを託されて、その手にハイラルの部族全員が握手して、共闘してその力でゼルダ姫を超!モドレコ!したのも美しい。ミネルさんが奇跡がおきた、とか言ってたけど、ラウルとソニアの力と、それまで握手してきた賢者さんの力を通してハイラル国民みんなの想いと力も、リンクの右腕に入ってたからだと思うよ。

誘導に沿って流れに身を任せた結果、リト→ブループリント→ゴロン→ゲルド→ゾーラ→魂、マスターソード→コーガ様→ガノンちゃんって感じで行きました。地下はコーガ様周りで最低限しかマップ全部開放してない。
あとブレワイであんまり馬を使わなくて登山ばっかしてたな…って反省したので、街道沿いにブレワイから引き継いだ白馬(NN:ゼルダひめのうま)に乗って基本進めました。
結果として最後のスタッフロールは、いい感じに思い出を振り返る形になってよかったです。
ブレワイではリーバル使って崖昇って無理やり進行し、個人的にプレイの記憶が崖昇ったこととゼルダ姫メインしかなかったので、スタッフロールで各地や英傑の画像が流れたのを見たもまったくピンとこなかったのも心残りでした。なのでティアキンで、ブレワイでの経験が生きた上に新鮮な気持ちで遊べました!記憶を消してもう一度やりたい!ってゲーマーのよくある叶わぬ願いがありますが、ティアキンでブレワイを記憶を消してもう一度やれた感じもあります。

賢者さん周り

4地方の異変エピソードは続編として、これ以上ないくらい見たいものを描いてくれて大満足。4地方のリーダーは(リトは代替わりしちゃったけど)、ブレワイでも、厄災の黙示録でも活躍した素晴らしい人材であり、ティアキンで賢者として選ばれたことも納得です。私はブレワイで地方の問題解決のため一緒に冒険してくれたゲーム体験としての思い出が大きいですし、そういう思いができるのも続編ならではだなあ~。ゼルダは続編出たとしても、幸せになったハイラルの詳細なその後を描写するのなんてなかったので。(あえていうならリンクの冒険やリンクのボウガントレーニングも平和になったハイラルのその後だけど毛色が違いすぎるのでノーカンで)思えば風タクのハイラル城の例のステンドグラス、あれだけでめっちゃファン内で盛り上がってたんよな。
せっかく魅力的なキャラが作られても1作品使い捨てがほとんどなシリーズだったからそんな当たり前を見直してくれて本当に嬉しい。ティアキンはそもそもDLCだったとはいえ、これはブレワイがやばいくらいあたったからこそだなぁ

チューリくん

ショタ好きケモナーだったらヤバいキャラなんだろうな…ってキャラでした。自分にはそういう性癖皆無なので、背伸びしたがりの才能のあるいい子だな…にとどまる。でも公式イラストのおまたかっぴろげはさすがに任天堂こええ…ってなったよ

なんでテバじゃなくてチューリなんだろう?ってなったが背中に無限に乗れちゃうからかな
今作はそういうのはゾナウギアで工夫して遊ぼう!がコンセプトだし
そういうのもあって厄災の黙示録DLCで予告してたのもあるんだろうなあ

ユンくん

前作では一番一緒に冒険してた感じあって楽しかったキャラ。
英傑のダルケルさんと4人の中で唯一通じあえてたところも良い。
あとダルケルの血筋技がオミットされてるって全く気が付かなかった。前作大砲ドッカンしていた記憶が強くて。でもそれもダルケルの技だよね?彼なりに、リンクとの体験を元にあの技を発展させたんだろうなあと思いました。ダルケルとリンクの合いの子じゃん。兄弟!ありがとうな!
偽ゼルダ姫に騙されてもゼルダ様!って信じて最後までゼルダ姫を助けようとしてたし、良い人さがげんが底抜けで、火山が落ち着いたのを商機としてハイリア人従業員をふやして、ゴロンシティをさらに発展させたりとがんばりやさんですき。すごい成長したなあ…ってほっこりしてしまった。これからもゴロンシティを支えてくれ!
炎の神殿は電車好きが作ったとしか考えられん。大地の汽笛のときも思ったけど…
私は電車の線路がワケワカメだったのでトーレルーフと崖捕まりとパラセールでゴリ押した。これでクリアできるので相変わらず懐が深くありがたいゲームよ
ゾナウギア工夫組み立て要素、工作の時間が大嫌いだったので、何もゾナウギア活用してないに等しいのですが、そんなプレイヤーにも自然に組み立て済みギアがそこらにいっぱいあるのがありがたいですね…あとブループリントくんも。でもカバンタくんはみかけたらついついやってしまうので工作好きにされてるのかもしれん

ルージュちゃん

御ひい様のこと親友、真の友っていった…ウレシイ…ウレシイ…
御ひい様のお母さんとウルボザさんと同じような仲を再現していることがエモい…エモすぎる…。もし御ひい様がお母さまと同じように早くに亡くなってしまったら、そのお子さんをルージュちゃんは導いてほしい…。御ひい様って呼んでほしい…(縁起でもねえ想像をするな)
やくもくでもルージュちゃんは100年前の御ひい様に出会ったんだよな…そういうことも踏まえて友達になってくれてたらいい…
真EDでも「ゼルダはこんなきれいな場所にいたんだな」っていうセリフがすっごい好きやねん。過酷な目にあっただけじゃない、救いもあったんだなという友人の気遣いがうかがえます。ゲルドのヴァーイはいい女が多すぎる。
たぶんゼルダ姫もルージュちゃんもリンクのことが好きなんだろうけどさあ!リンクは二人と子供作ってさあ!ゼルダ姫とルージュちゃんの子供同士を姉妹にして家族にしてくれや…!
ギブドからゲルドタウンを守るヤツ、めっちゃゼルダ無双で笑っちゃった。いい影響を与え合っているんだな…コエテク、ティアキン無双も頼むぞ
雷の神殿は攻略見てしまった…悔しい。めちゃくちゃ時のオカリナの魂の神殿のオマージュじゃん!ってなったんだけどそれはそれとして光の反射の謎解きがむずすぎる。どこになにがあるのか一番わからなかった…。なんなら入口から詰まって、トーレルーフでラスボスの部屋まで行って降りて一階の入口に行った…。あれどうやって行くのが正しかったんだろう

ゾーラの里とシド君

ゾーラの里、前作は高評価な所ですが私の感想は真逆で…。というのもコミュ障発揮してしまい、知らん奴らが親しげに話しかけてくる…こわ…という印象の里でした。ゲルド⇒リトと結構突き放した民族を先に攻略していたからというのもある。
ほかの民族と寿命の差で、英傑全滅した問題のなか、唯一現在進行形で当事者の民族であるにもかかわらず、ミファーの犠牲を許してくれたのはみんな底抜けにいい人たちだというのはわかる。ハイリア人と考え方も違うんだ、という立ち位置なのも頭ではわかってた。…んですが感情の種族差を一番感じてしまった。何考えてるのかわかんねえ…コイツらいつかリンクにミファーの復讐してくるんじゃ…?って半分怯えながら遊んでました。なんならハイリア人糞野郎どもめ!!なムズリが1番印象良かったよ。大切な人を失った怒りを向けてくるのはわかりやすいので。
そしてミファーが時オカのサリアとルトを足して2で割らなかった爆弾のような威力のキャラだということもやばい。
ルト姫のえんげーじりんぐゾラ!は子供の純粋な心であらあら微笑ましいウフフ…な感じなんだけど、ミファーの婚約者の鎧は年上のお姉さん異種族ショタガチ恋って感じで重くてな…。そしてお父さんと弟さんもそれにノリノリだったし、外堀埋めが強い!怖いよ!想いが重い部族!
※ちなみにリンクとミファーはお似合いって感じだったんだろうなあとも思ってる派、厄災の黙示録ではあのあとリンクとくっついててほしい派です。絶対御ひい様含めみんな祝福してくれるよあの世界!
で、前作でゾーラの人たちがどういうひとなのかわかっていたのでティアキンでようやくゾーラの話を楽しめた、という感じです。石碑も読んで、ゾーラはほんとにミファーの犠牲を恨んでないんだ…って驚きとともに安心した。そんでやっとシドくんがイケメンだということが、今回一緒にダンジョン攻略冒険してわかったのでティアキンありがとう。こりゃ前作人気キャラになるわけだ。ヨナさんがシドくんを元気づけてお姉さんのトラウマ克服したシーンとシドくんの戴冠式&結婚式は感動して泣いちゃったよ。厄災の黙示録やってて良かった。たぶんタイムスリップしてお姉さんに会ったから、同じくらい大切なヨナさんを失う事が怖くなったんだろうなあ…って思えたので。そんなのこれ以上ない「愛」じゃん。末永く親父さんと嫁を大切にして幸せになってくれな!
あと、ヨナさんもお目々バッチバチですっごい任天堂さん的にも気合入れて、人気キャラの嫁としてふさわしく可愛くキャラデザしたんだろうなと思ってます。ただし※任天堂ゼルダスタッフ的に という注意書きがつくタイプ。ミファーの人気がわかってなかったゼルダスタッフがカワイイと思うキャラってそういうことでしょ!(話それるけどジョシュアちゃんもすげえ気合入れてると思うんだよな…プルアが行き過ぎた二次元のロリに対してガチ目のロリなんだよなあの娘…デザイナーの性癖が怖いよ…)
でもリンクとシドくんの像を里に設置したのは笑い通り越してうぉっ…てなってしまった。ごめんな。やっぱりお姉さんに似てるよねそういうとこ。そこが姉弟のいいとこなんだが。

姉上

声癒される~~~がゴーレムの謎解きがむっず!!!!!!!!結局両手足全部攻略見た…。悔しすぎる…。ウルトラハンドで工作系は全部だめだ。機械工学系全く向いていない…というかわからない。攻略見たけどなんであそこの扉、チェーンに車を付けたらあいたのか仕組みもわからん…私はきっと異世界転生して無双できない。
ボスの電流鉄線プロレスはたぶんみんな爆笑したんじゃねえの。わたしはした。

大妖精と楽団のやりとり

音楽を神的存在にささげるってのも良い。各々のエピソードもじんわりとしていい。印象深いのは光る木をみせたかったフエーリくんですね。顔もよいショタだ…。楽長さんも気前が良いし、底抜けにいい人だったし。ゾナウギアの組み立て謎も優し目でたすかる
大妖精様は前作はただ単に見つけたらお金求められる、ゼルダ伝統のやりとりだったけど今作ならではなイベントでよいです。リンクも名前に入れてもらって照れるぜ

パーヤちゃん

立派になって…男に頼らない女になって私はうれしいよ
これが族長の器…遺物に夢中になって、リンクに惚れるってあたり御ひい様と似ているよなあと何となく思いました。イベントが終わったら村を見回っているの、御ひい様も前作終わった後ハイラル中をめぐっていたわけだし。
というかあの帽子は族長の証ってことは、やくもくインパは族長だったんな。執政補佐官やりながら族長っちゅーことか、お小言言われたりしてたのかな。ってことはやくもくインパの言葉はシーカー族の総意でもあった…ってことやんな。泣く。

ガノンちゃん

いやしかしにせものゼルダ姫、そうか~~~お前風タクで傀儡ガノン使ってたよな~~~トワプリでもゼルダ姫に憑依してたもんなあ~~~育ちがゲルドだから女のふりもバッチリだよなあ~~~~ってすごい納得してしまいました。お姫様は女の子(ヴァーイ)だけの専売特許じゃねぇぜ!!これが任天堂の出したクッパ姫のアンサーや!違うが。
それとは抜きに彼が過去シリーズで盗賊王だったことも多分に活かした展開でもあると思う。ぜーんぶゼルダ姫の功績丸々パクって悪事働いてるんだもんね。コイツ。

すげ~~わかる~~~~ってなってもいます。
私はラッキーなことに「不人気キャラのゼルダ姫の大ファン」で「リンクがそんなに好きじゃない」やつで「ゼルダって共闘がなくってひとりぼっちさびし~」って思ってたプレイヤーだから今作シリーズ一番や!って絶賛してるんだけど。
どう考えても私のようなリンク好きじゃないプレイヤーは少数派なので。
ゼルダプレイヤーの多くは、ゼルダ姫のことはそんな興味ないからいてもいなくてもよくて、リンクが好きだと思っているので、そらあわんよなって。青沼さんも「お姫様助けるより妹助けようとする方が親近感湧く」って風タクの時言ってたけどまあそうだよな。だからこそ藤林さんは過去作でGBAの4剣やふしぎのぼうしやスカウォでゼルダ姫を幼馴染設定にして少しでも親近感湧かせようとしてたんだろうな。
ブレワイで頑張ったリンクくん。平和になってモンスター退治が不要になった世の中では、武力行使より、王として政治活動を行っていたゼルダ姫に印象上書きされるの巻…はさすがにね。印象悪いよね。ゼルダ姫キチリンク興味なしなわたしでもびっくりした。
学生時代、国立博物館で講義を受けていた際、特別展をご覧になっていた皇族の方から「頑張ってくださいね」っと激励のお言葉をいただいた経験があるんですが、十年以上経った今でも思い出せるんですよ。なので、そらハイリア人だって、得体の知れない顔がいいやたら腕っぷしの良い男になんとなく助けられたことより、王族であるゼルダ姫に親切にしてもらった方が記憶に残るよなあ。と思っている。だって私、前述した皇族の方についていたSPさんの顔とか思い出せないもん…。リンクって砕けて書くならゼルダ姫のSPでしょ。
だけどそれはゲームとしてのカタルシスというか、前作やったことはなんだったのよ、ってなってしまう。風タクを発売日にやった日、オープニングムービー見た時、「は?時オカで頑張って平和にしたのに?」って感情を抱いたのを思い出す。トワプリの時もこれミドナが主人公じゃんって声がプレイヤーの中にもあった。時オカ敗北ルートが公表された時、荒れた理由もそういう理由もあるだろう。ゼルダスタッフまたやっちゃったよな!(脱線しますが私、一般的にトワプリのゼルダ姫が「ストーリー上、影が薄い」って言われているの全くそうとは思ってないんです。単純に「リンクに対してはほとんど意識がむいていない」「意識が向いているのはハイラル国民とミドナ」だからなんですよね)
ティアキンはゼルダ姫が主人公じゃん!ってゲーム!そうだが?というか厄災の黙示録からしてメインストーリーはゼルダ姫の成長物語だったな。
あと秘石とかなくなっちゃったシーカー族の遺産フォローとか大人気キャラ4英傑設定周りのフォローガバガバなところとか そういうツッコミどころ突っ込んだらキリがないところが今までのゼルダっぽい~って思いました。

ブレワイ、そして時オカが人気なのは、ゲームとして革命的でクソ面白かったのは大前提として設定の粗があるのをうま〜く処理してるのと、かつ、NPCキャラが、リンクのこと大好きだったからってあるよなぁ。と。
ティアキンはそれらの矢印がぜ~~~んぶ成長したゼルダ姫に向いちゃった。ちちバンドはそれは最高だと思います。思いますがせっかくブレワイでゼルダが死ぬほど受けたのにもったいねえ~!とも思ってます。たぶん、こんなにも国民全員や過去の人からも信頼されているものすんごい人物ゼルダ姫から、熱い信頼を寄せられているリンクもものすんごい人なんですよ!ってやつなんだとは思うけど。ブレワイのリンク万歳!の作風から一転しすぎちゃってそうは受け取りにくい。

つーわけで、シリーズ通して汽笛ゼルダ姫がいっちゃんバランス良い姿なのかな…欠点も見せつつ精神的に成長した姿も見えるし、常に一緒に冒険してくれるし、共闘もしてくれるし、人外にもなるし(ここゼルダスタッフの性癖)、なんかリンクといい感じにもなる(ここ全世界でやたら多いリンゼルファンへのサービス)。
ブレワイ、厄災の黙示録、ティアキンでゼルダ姫描写は大変満足しました。あと30年くらいは我慢できるので!次あたりはブレワイのリンク万歳!なお話でよいです!せっかくブレワイでつかんだ客を逃すのもったいねえって!次回作も期待しているぜ!

いや~~~本当に楽しいゲームでした。2023年でベストゲームすぎて、これとイカしかほぼやっておらず、積みゲーたくさんなので消化したいです。

押してくれたらめっちゃ嬉しい